スマホからの二次災害 [日記]
(前回より続く)スマホをなくしてしまったのでしょうか。いいえ、あきらめるのはまだ早い!
私は外へ出て、自転車でさっきの道をたどります。つまり、今まで住んでいたマンションから、新居への道筋です。
暗くなった夜道に目を凝らし、注意深く……黒い塊を発見!はっとして目を向けると、それは腐って落ちた柿の実でした。
一人暮らしの夜の探し物は、わびしいものです。結局、見つからないまま、元のマンションにもどります。
さっき掃除した流し台周辺、トイレ、押入れなどを捜索するものの、そこも見当たらず。
あ、さっきの固定電話は一度契約が切れてるからうまくつながらなかったのかも。あらゆる可能性を考えて、だれかにスマホまで電話してもらおう。
ああ、でもこんなときのデータはまだ荷をほどいていないパソコンの中……。
ガラケーやスマホを持たない時代は、何でもシステム手帳ですぐに連絡できたのに。だれなのよ、携帯なんて普及させたヤツは!
こんなことで、いちいち電話するのは気が引けたのですが、暗記しているのは実家の電話番号だけ。
事情を説明すると、予想通り、母は大騒ぎになってしまいました。新たな二次災害。
母「それはたいへんじゃないの! だれかに来てもらったほうがいいわよ!」
私「だれかに来てもらうとか、そういうことじゃないの、そういうことはいいから、とりあえずスマホに電話してくれない?」
私は外へ出て、自転車でさっきの道をたどります。つまり、今まで住んでいたマンションから、新居への道筋です。
暗くなった夜道に目を凝らし、注意深く……黒い塊を発見!はっとして目を向けると、それは腐って落ちた柿の実でした。
一人暮らしの夜の探し物は、わびしいものです。結局、見つからないまま、元のマンションにもどります。
さっき掃除した流し台周辺、トイレ、押入れなどを捜索するものの、そこも見当たらず。
あ、さっきの固定電話は一度契約が切れてるからうまくつながらなかったのかも。あらゆる可能性を考えて、だれかにスマホまで電話してもらおう。
ああ、でもこんなときのデータはまだ荷をほどいていないパソコンの中……。
ガラケーやスマホを持たない時代は、何でもシステム手帳ですぐに連絡できたのに。だれなのよ、携帯なんて普及させたヤツは!
こんなことで、いちいち電話するのは気が引けたのですが、暗記しているのは実家の電話番号だけ。
事情を説明すると、予想通り、母は大騒ぎになってしまいました。新たな二次災害。
母「それはたいへんじゃないの! だれかに来てもらったほうがいいわよ!」
私「だれかに来てもらうとか、そういうことじゃないの、そういうことはいいから、とりあえずスマホに電話してくれない?」